ニートだけど、世界の平和のために闘ってきます②(どこからともなく湧いてくるコバエを猛退治)

人間、誰しも闘わないといけない時があります。

◆スーパーでタイムセールが始まった時
◆ゲーム内のガチャで推しアイドルが登場した時
◆髪が逆立った謎の戦闘民族が地球に攻めてきた時

そして、家のあっちこっちにコバエが出てきた時。

一匹見かけたら即厳戒態勢です。油断したら一瞬で落とされますよ。ガッデム!

【緊急事態発生】我が家にコバエが出現。全力で駆除する

今月に入ってからくらいでしょうか。パソコン作業をしてると、小さい何かが目の前で空中を横切ったんですよ。この時点で嫌な予感。

まぁ、一回だけなら見間違えとか飛蚊症かなーなんて思い過ごすところなんですが、何回も見かけるので確信せざるを得ませんでした。

コバエが出た。

コバエは蚊のように刺したりしませんし、小さいので実害はないっちゃないんですが、視界の中をブンブン飛び回られると非常に不愉快。

そんでもって、食べ物の上に止まられでもしたら超最悪です。殺意しか湧きません。我も忘れて思いっ切りグーパンチ!!はしませんが。

とりあえず、全員ぶっ潰す。

「一匹見かけたら100匹はいると思え」はコバエも同じ

とは言うものの、いくら倒しても次々に湧いて出てきやがるのがコバエという生き物。一体どうなってんだって感じですよね。

調べてみると、コバエは繁殖スピードが非常に早いらしいです。

コバエの産卵から羽化までの期間は早く、大体1週間から10日ほどです。また、一度に産む卵の数は大体30〜50個。羽化後2〜3日すると産卵します。そのため、一度コバエが産卵すると、早い段階で大量発生するのです。

くらしのマーケット:https://curama.jp/pest/small-flies/magazine/1056/#a6

要するに、目の前の一匹を倒しても、ソイツが産んだ卵がすぐに羽化して新たなハエどもが湧いてくる可能性があるということ。

仮に、一匹が30個の卵を生むとしましょう。そして、その30匹がそれぞれ30個の卵を産むとしましょう。すると、一気に900匹。

・・・吐き気がしますね。

つまり、一度産卵されてしまったらもう手に追えないというわけです。何としても、早いうちに全滅させなければならなりません。

コバエの起動力は並じゃない。手で叩き潰すのはひと苦労

ところがですよ、始末しようにもコバエは実にすばしっこい。しかも、体が小さいので見失いやすく、なかなか手で潰せません。ぐぬぬ。

それに、狭いキッチンにいたりしてそもそも叩けないことも多いんです。そこにいるのは分かってるのに何もできないもどかしさったら。

さて、どうしたものか。

ということで僕が考えたのが、近距離の物理☆アタックではなく、遠距離からの広域魔法(?)待ち伏せトラップの2本仕掛けです。

コバエ退治の策

①アルコールスプレーで遠距離から広範囲を攻める
②コバエホイホイなどのトラップを置いて捕獲する

対策①:アルコールスプレーで無力化してから仕留める

たまたま家に「ドーバー パストリーゼ77」っていう超ヤバい消毒用のアルコールがあったから思いついた策なんですけどね。

この消毒液、とにかくアルコール濃度が高いんです。なんと77%。ウイスキーの約2倍です。で、何がヤバいのかというと、

超むせる

吹いた霧を吸い込むと、超むせます。ウイスキーの比じゃありません。吸い込む量によっては割りと危ない気がしました。

ということは、ですよ。これをコバエにかけて吸わせれば、呼吸困難で飛べなくなるかそのまま死ぬんじゃないかってわけです。

例え死ななくても、動きが鈍れば次の一手で確実に仕留められます。ティッシュに包んでポイです。手を汚すこともありません。

食器や食品にかかっても大丈夫なので安心。普段使いも可

アルコールの良いところは、まず、比較的安全なことです(大量に吸い込んじゃいとマズいのはさっき書いた通りですが)。

メーカーいわく「食品や食器にかかっても大丈夫。むしろか・け・て♡」とのことです。キッチンでも遠慮なく使えますね。

そして、普段の消毒や殺菌にも普通に使えること。僕はこれで定期的に机の上を拭いたりしますし、カビの後始末にも大活躍です。

ただしアルコールは引火性。くれぐれも火気厳禁

ただし一つ注意があって、それは、火の近くでは使わないってこと。

中学校の理科の授業で、アルコールランプ使いましたよね?そう、アルコールは燃えます。なので、コンロを使う場合は超注意。

アルコール以外は?:水では力不足。界面活性剤は惜しい

この記事を書いているところにちょうど、スプレーで蚊を無力化する話(by花王)がニュースで流れました。なんとタイムリー。

それによると、「界面活性剤」を蚊にかけると飛べなくなるようです(水は効果なし)。

界面活性剤(詳細は割愛)は身近なモノではファブリーズに入っていて、実際にハエ退治に使っているという声もありました。

問題は、食べ物や食器にかかるとマズいので、キッチンでは使えないこと。個人的には、それだとちょっと使えない子ですね。

対策②:コバエホイホイ等のトラップで生け捕りにする

コバエが好きな香りで誘い、止まり木効果で容器に止まらせ、誘導路でゼリーに誘導して駆除することができます。

くらしのマーケット:https://curama.jp/pest/small-flies/magazine/1056/#a7

だそうです。

下記の2つの商品が紹介されていたので、とりあえず試してみることにしました(余計なコバエを引き連れてこないか心配ですが)。

どちらの商品もレビューがビミョーなんですが、多分ハエの種類によるものでしょうね。果たしてうちのハエには効くのでしょうか。

出典:アース製薬公式サイト(https://www.earth.jp/gaichu/exterminate/kobae/)

宇宙の謎。そもそもコバエは一体どこからやって来るのか?

出てきたハエを駆逐するのはあくまでも対症療法なので、それだけでは根絶できません。根本的にハエを発生させない対策が必要です。

ということで、調べてみました。コバエを発生させないために気をつけることは、これです!

コバエを発生させないために気をつけること5選

・食べ残しや飲み残しを放置しない
・ゴミ箱、ゴミ袋は密閉しておく
・水回りやごみ箱を定期的に掃除する
・ゴミは早めに捨てに出す
・網戸をつけて外からの侵入を防ぐ

なるほどなるほど。

全部やっています。

それくらいのことは、全部やっています。僕は虫嫌いなので、そのへんは最初からかなり気を遣ってきました。なのに、発生するんです。

この間なんて、密閉しててほとんど開けないゴミ箱の中にいたんですよ。マジで意味不明すぎて超恐怖でした。もはや人知を超えてます。

もうね、泣きたい。

ゴミから自然に生まれてくる説

こうなってくると、割と本気でヤツらはゴミから生まれてくるんじゃないかと思うわけですよ。だって、そうとしか思えません。

あれはもう、ゴミに反応して寄って来るというよりも、ゴミから勝手に生まれてると考えたほうがよっぽど自然で納得できます。

実は、そんなふうに思ったのは僕だけではなかったようで。

哲学者アリストテレスが提唱した「自然発生説」

なんと2400年前、歴史の授業で出てくる有名な哲学者:アリストテレスが「自然発生説」というものを提唱し、こう言ったそうです。

生物の中には、親の体からではなく物質から生まれるものがある。

ウィキペディア「自然発生説」:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%99%BA%E7%94%9F%E8%AA%AC

普通に考えれば「そんなバカな」なんですが、偉い人が言ったことです。もしかしてコバエは、本当にゴミから生まれてくる・・・??

そして、僕はアリストテレス並みの天才的思考を持ち合わせていた・・・??

だが寄生虫学者レディの実験によって否定された

なんてことはあるはずもなく。この世の物理法則は良くできています。都合の良い錬金術みたいなものはありません。そして僕は凡人。

スゴいアホみたいな話ですが、この件はフランチェスコ・レディという寄生虫学者が400年前に「レディの実験」で証明しています。

「レディの実験」の概要

1. 2つの瓶(瓶①と瓶②)を用意し、それぞれの中に肉の塊を入れる。
2. 瓶①は開けっ放しの状態で、瓶②は蓋をした状態で放置する。
3. その結果、瓶①にはハエが湧いたが、瓶②にはハエが湧かなかった。
4. モノからハエが生まれるなら瓶②にもハエが湧くハズ。よって自然発生説はウソ!

ね、アホですよね。

要するに、いくらハエがゴミから発生しているように見えても、そんなことはないってことです。まぁ当たり前なんですけどねー。

じゃぁ問題は、僕の部屋にいるorいたハエたちは、一体どこから来ているのかということ。

家の小さな隙間を通して外から侵入してくる説

コバエは身体が小さいため、屋外の室外機や換気扇、網戸のわずかな隙間から侵入します。

くらしのマーケット:https://curama.jp/pest/small-flies/magazine/1056/#a7

そんなこと言われましても。

結論:根本的な対策は無理!何とか頑張って駆除しよう

・コバエはゴミの中から勝手に発生したりはしません。外から入ってきています。
・コバエの外からの侵入を防ごうとしたら、家を完全に塞がないとダメそうです=実質無理。

ということで、見つけ次第片っ端から始末していくしかなさそうですね。あー大変だ。

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